二人の関係の原点は、結婚から約8年前にさかのぼります。共通の知人を介して知り合った二人は、当初から熱愛関係にあったわけではなく、互いの役者活動を尊重し合う「良き友人」としての距離感を保っていました。当時の玉木宏は数々の話題作で主演を張り続け、多忙を極める傍らでストイックに役作りに没頭する日々。一方の木南晴夏も舞台やテレビドラマで着実にバイプレーヤーとしての実績を積み重ねており、役者仲間としての信頼が長期間にわたって育まれていました。
その関係が急速に色づき始めた決定打が、2017年4月放送のスペシャルドラマ『女の勲章』(フジテレビ系)での本格共演でした。山崎豊子原作の重厚な人間ドラマにおいて、玉木宏は野心に満ちた男性主人公を演じ、木南晴夏は主人公の周囲で翻弄されながらもたくましく生きる弟子の一人を演じました。長期にわたる過酷なロケや緻密な芝居の応酬の中で、玉木宏は木南晴夏の類まれな演技への集中力と、カメラが回っていない現場で見せる温和で自然体な気配りに強く惹かれたと伝えられています。
芸能関係者の証言によると、撮影終了後の2017年夏頃から本格的な交際がスタート。派手な外食デートを避け、お互いの自宅を行き来しながら静かに愛を育みました。そして交際期間約1年を経て、2018年6月にゴールイン。公式発表に際し、玉木宏は「未熟な2人ではありますが、これからは家族として支え合い、これまで経験させていただいたことを大切に、より一層精進して参ります」とコメントを寄せ、木南晴夏も自身のSNSで「幸せな家庭を築き、たくさんタコパしたいと思います」とユーモアを交えて報告しました。8年という歳月をかけて培った人間的信頼が、短期間での電撃婚を決断させた最大の要因でした。