キメラアント編の終幕において、多くの読者が最も息をのんだのがパームの生死と現在の所在です。結論から述べると、パームは激戦を生き延びており、現在も生存しています。キメラアント討伐作戦の完了後、彼女は仲間たちとともに戦場を後にしました。
パームは作戦の最終盤、小型核兵器「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」の毒に侵された王メルエムからコムギの居場所を問われます。最初は人類の存亡を背負い頑なに拒絶したものの、メルエムが頭を下げてコムギへの純粋な想いを吐露した姿に心を動かされ、二人の最期の逢瀬を遠隔透視で見守る役目を引き受けました。
メルエムとコムギが息を引き取った後、パームはキメラアント編の事実上の語り部・証人としてその結末を胸に刻みます。その後、会長選挙・アルカ編では、重傷を負ったゴンの病室にノヴやナックル、シュートら討伐隊のメンバーとともに駆けつけ、ゴンの復活を見届けています。ハンターハンターの物語において、彼女は過酷な変貌を遂げながらも人間側の確かな絆を取り戻した生存者の一人です。