第246話は、前話で下されたジャッジマンの判決「死刑(デスペナルティ)」および「没収(コンフィスケイション)」の直後から幕を開けます。高専側の狙いは、宿儺の生得術式「御厨子(ミヅシ)」を封じることでしたが、実際に没収されたのは万(よろず)が遺した呪具「神武解(かむとけ)」でした。この想定外の事態に対し、術師たちは即座にプランを切り替え、日車が手に入れた「処刑人の剣」を宿儺に当てるための一斉攻撃を仕掛けます。
戦闘では、日下部篤也の「シン・陰流 簡易領域」を駆使した防御、猪野琢真による「来訪瑞獣(竜)」と七海建人の呪具を用いた強襲、脹相の「穿血」など、各術師が持てる技量をフルに投入。宿儺の圧倒的な体術と「解(カイ)」の斬撃に対し、死力を尽くした連携が繰り広げられました。
特筆すべきは、宿儺が日車寛見の急速な術式開花に強い関心を示した点です。呪術師になってわずか2か月足らずで領域展開を習得し、宿儺の斬撃を受けながらも「展延」と「反転術式」の領域へと歩を進める日車の姿に、宿儺は「五条悟に匹敵する才能の原石」を見出しました。