藤店うどんを訪れる客の実に8割以上が注文するのが名物の「肉汁うどん」です。しかし、初訪問時に最も注意しなければならないのが麺のボリューム設定です。一般的なうどんチェーンの感覚でサイズを選ぶと、運ばれてきた瞬間にその物量に圧倒されることになります。
並盛りでも他店の大盛り?麺量(g)と選ぶべきサイズの基準
同店の麺量は、茹で上がり基準で以下のような規格外のスケール感を持っています。
- 並(小):約350g〜400g(一般的なうどん店の「大盛り」に相当。成人男性でも十分に満腹を得られる基本サイズ)
- 中:約600g〜650g(一般的なデカ盛りレベル。力仕事に従事する層や、強烈な空腹感を持つ食べ盛りに最適)
- 大:約850g〜1,000g超(すり鉢状の器で提供される圧巻の山盛り。初見での注文は非推奨、フードファイター級の胃袋が必須)
小麦の風味をダイレクトに感じる極太麺は咀嚼回数が自然と増えるため、満腹中枢が早い段階で刺激されます。自身のコンディションと相談し、まずは「並」から挑戦するのが失敗を防ぐ鉄則です。
名脇役「ごぼう天」「ちくわ天」が肉汁の旨味を何倍にも引き上げる
肉汁うどんのポテンシャルを極限まで高める存在が、注文ごとに次々と揚げられるサイドメニューの天ぷら類です。なかでも「ごぼう天」と「ちくわ天」は外せない双璧として知られています。
ごぼう天は、太めにカットされたごぼうが放射状に組み合わされた大迫力の逸品。土の香りとザクザクとした歯ごたえが、甘辛い肉汁の脂っこさを絶妙にリセットします。一方のちくわ天は、大ぶりでふっくらとした身に薄衣をまとわせ、魚肉の甘みが出汁と抜群の相乗効果を生み出します。これらをつけ汁に浸しながら食べることで、一杯のうどんの中で多様な味覚の変化を楽しむことができます。