男子のレースはまさに群雄割拠の相様を呈した。第1区から各校のエース級が互いの牽制を繰り広げる展開となり、集団が崩れたのは中盤の登り区間。ここで一気にスパートをかけた選手が区間賞を獲得し、チームへ強烈な勢いをもたらした。対する後続チームもあきらめず、アンカー勝負までもつれ込む大接戦となった。
一方、女子のレースではスタート直後から独走態勢を築いた本命校が地力の違いを見せつけた。完璧なペース配分でタスキをつなぎ、他校の追随を一切許さない圧勝劇。しかし、2位以下の全国切符をめぐる争いは過酷を極め、フィニッシュライン直前まで胸一つ分の差を争う感動的なドラマが生まれた。高校生の情熱が凝縮された名勝負だ。