彼女の躍進は、昭和・平成アイドル文化の大きな分岐点となった。歌唱力や親しみやすさを前面に押し出すグループアイドルや清純派が主流だった時代において、モデル出身のような圧倒的プロポーションと洗練されたビジュアルで勝負する「クールな美少女」という新たなカテゴリーを樹立したのだ。
自分の意思をしっかりと持ち、メディアに対しても媚びない姿勢を見せるスタンスは、当時の同世代の女性たちからも強い共感と憧れを集めた。後藤久美子の成功は、その後の芸能界における美少女コンテストブームや、モデルから女優への転身ルートの確立に多大な影響を与えることとなった。