高校柔道における頂点といえば、勝ち抜き戦の醍醐味が詰まった金鷲旗高校柔道大会、夏の全国高等学校総合体育大会柔道競技、そして春の全国高等学校柔道選手権大会のいわゆる「三大大会」だ。なかでも抜き勝負で行われる金鷲旗は、チーム全体の層の厚さと粘り強さが試される過酷なトーナメントとして知られている。
嘉穂の柔道スタイルは、攻めの姿勢を崩さないアグレッシブさにある。「引き分けで次につなぐ」という甘えを排除し、先鋒から大将まで全員が一本を取りに行く。厳しい予選を勝ち抜き、全国の強豪校と相対する中で、この攻撃的スタイルがいかに猛威を振るうか。2026年シーズンの開幕とともに、周囲の期待は最高潮に達している。