2026年現在の瑞宝園を語るうえで外せないキーワードが、「まるごとおもてなし®」という独自のオールインクルーシブコンセプトだ。公式情報によると、このサービスは「宿泊内容に7つの無料サービスが含まれた当館のおもてなし」と位置づけられており、追加料金なしでお食事・お飲み物・サービス・アクティビティまでが網羅される設計になっている。
一般的な旅館では、夕食・朝食は「料理プラン」として別建て計算されることが多く、温泉地での飲み物代や館内サービスが積み重なって想定外の出費になるケースも珍しくない。瑞宝園のオールインクルーシブモデルは、そうした「後から加算される不安」を根本から取り除く設計思想から生まれた。関西の温泉旅館においてこの方式を早期に導入した施設の一つとして、旅行業界内では先進的な商品設計として注目されてきた経緯がある。
また、Booking.comの2026年版情報にも「Featuring an open-air bath」と明記されているように、露天風呂は施設の看板設備として前面に押し出されている。具体的には、銀泉(炭酸水素塩冷鉱泉)を使用した東屋風の露天風呂、大浴場内のサウナ、打たせ湯が完備されており、有馬温泉の二大名泉のうち銀泉を中心に堪能できる構成となっている。
なお、有馬温泉エリアには金泉(含鉄・塩化物強塩高温泉)と銀泉(炭酸水素塩冷鉱泉・放射能泉)という二種類の温泉が湧出しており、両方を同じ訪問で楽しみたい場合は、近隣の日帰り入浴施設(金の湯・銀の湯)を組み合わせるのが有馬温泉の定番スタイルだ。
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