『家政夫のミタゾノ』の基本骨格を支えるのは、三田園薫が所属する「むすび家政婦紹介所」のメンバーたちです。所長の結頼子(余貴美子)が依頼人の秘密や派遣先の裏情報を紹介所で共有し、家政婦たちが世間話に花を咲かせるシーンは、本編のコミカルな清涼剤として欠かせない定番となっています。
紹介所の中心メンバーとして、第3シリーズ(2019年)から加入した見習い家政夫・村田光(伊野尾慧)は、お人好しでピュアなキャラクター「ひー坊」として定着しました。三田園の毒舌に振り回されながらも独自の癒やしポジションを確立し、今や三田園・結所長・村田光のトリオはシリーズの「不動の核」です。
脇を固めるベテラン家政婦陣にも注目が集まります。阿部真理亜役の平田敦子、式根志摩役のしゅはまはるみといったバイプレイヤーが放つ絶妙な掛け合いが、紹介所シーンの生々しいリアルさを増幅させています。第1シリーズで登場した藤川蘭(柴本幸)や有沢春男(堀田茜)らも含め、時代の空気感を捉えたキャスティングが常に施されてきました。