「自然の川を利用した釣り場は難易度が高いのではないか」と不安に思う方も少なくありません。秋川国際マス釣場のエサ釣り場は人工池ではなく本物の渓流ですが、初心者でもコツさえ掴めば高確率で規定数近くの釣果を上げることが可能です。
釣果を左右する決定的な要素と、現場ですぐに実践できる3つのテクニックを整理しました。
1. 午前・午後の「放流時間」直後を絶対に逃さない
詳細を見る秋川国際マス釣場では、入漁手続き後にスタッフがバケツで元気なニジマスを個別の区画へ直接放流してくれます(通常、午前と午後のタイミング)。放流直後の最初の15〜30分間は、環境の変化によって魚の活性が一時的に急上昇する最大のゴールデンタイムです。
この時間帯は魚が目の前を通るエサに猛然とアタックしてくるため、仕掛けを投入したら余計な動作をせず、素直にウキの動きに集中することが釣果を伸ばす最大の近道となります。
2. 定番「イクラ」と特効薬「ブドウ虫」のローテーション
釣り餌として最初に渡されることが多いのが「イクラ」ですが、時間が経つにつれて魚がイクラの見た目や匂いにスレて(警戒して)食い渋る現象が起きます。
そこで必須となるのが、生き餌である「ブドウ虫」への切り替えです。ブドウ虫の自発的な動きと強いアミノ酸の匂いは、スレたマスの捕食スイッチを再び刺激します。イクラでアタリが止まったら迷わずブドウ虫を針に刺し、針先をしっかり隠すようにセットするのが釣果アップの秘訣です。
3. ウキ下(タナ)の深さ調整と「白泡の切れ目」の狙い撃ち
ニジマスは水面近くではなく、川底から数十センチ浮いた中層〜底層に定位する習性があります。ウキから針までの長さ(ウキ下)が浅すぎると、エサが魚の視界に入りません。
水深に合わせてウキの位置をこまめに調整し、エサが川底スレスレを自然に流れるように設定してください。また、流速の速い落ち込みの白泡が消えかける「泡の切れ目」や「大きな岩の裏側」の反転流にエサを漂わせると、警戒心の薄いマスが下から一気に喰い上がってきます。