キーのシェル(外装樹脂)を傷つけず、内部のプラスチック爪を折らないための分解手順を世代別に解説します。
新世代型キー(長方形タイプ:MAZDA3・CX-30・CX-60等)の交換手順
2019年以降の新世代モデルに導入された長方形キーは、精密ドライバー1本(または保護テープを巻いたマイナスドライバー)があればスムーズに開腹できます。
1. 背面にある小さな解除レバー(リリースノブ)を指先でスライドさせ、エマージェンシーキー(メカニカルキー)を引き抜きます。
2. エマージェンシーキーを抜いた開口部の奥を覗くと、小さな四角い突起(ロック爪)が見えます。ここにマイナスドライバーの先端を当て、軽く押しながら上部カバーを前方へスライドさせます。
3. 表面と裏面のパネルが前後にスライドして外れます。中央の防水ラウンドキャップ(丸いゴムパッキン付きカバー)を取り外すと、CR2032電池が現れます。
4. 電池のプラス極(+表示面)を上に向けて新品をセットし、逆の手順でカバーを「カチッ」と音が鳴るまでしっかり嵌め込みます。
第6世代型キー(縦型・涙型タイプ:CX-5前期・MAZDA2・デミオ等)の交換手順
1. 背面のレバーを引きながらエマージェンシーキーを抜きます。
2. キーを引き抜いたスロット内部の左右にある隙間に、先端にマスキングテープを巻いたマイナスドライバーを差し込みます。
3. ドライバーを左右に軽くひねるようにして、キー外装の合わせ目を少しずつ押し広げます。一箇所に強い力を加えると爪が欠損するため、左右均等に隙間を広げるのがコツです。
4. カバーが2つに割れたら、内部の丸い防水キャップを外してCR2025電池を入れ替えます(プラス極が上向き)。ゴムパッキンが溝からずれていないことを確認してシェルを閉じます。