韓国ドラマ頻出フレーズの代表格である「ハジマ(하지마)」は、日本語で「やめて」「しないで」に相当する強い感情を伴う表現です。文法的には、行動を表す動詞「하다(ハダ=する)」の語幹に、行動の制止・禁止を表す補助語尾「-지 마(ジ マ=〜するな)」が結合して成り立っています。
この表現の最大の特徴は、完全な韓国語やめてタメ口(パンマル)である点です。友人同士、恋人、年下に対して使う分には自然な感情表現になりますが、上下関係や初対面の距離感を重んじる韓国社会において、目上の人や距離のある相手に直接投げかけると強い失礼に当たります。日常会話では単体で「ハジマ!(やめて!)」と叫ぶだけでなく、「コジンマル ハジマ(嘘つかないで)」「チョンナン ハジマ(ふざけないで)」のように、禁止したい行為の直後に連結して多用されます。