なぜ並ぶ?ぎおん徳屋の本わらび餅!整理券の仕組みと待ち時間を徹底解説

なぜ並ぶ?ぎおん徳屋の本わらび餅!整理券の仕組みと待ち時間を徹底解説

なぜ並ぶ?ぎおん徳屋の本わらび餅!整理券の仕組みと待ち時間を徹底解説に関する主要な事実を分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。

訪れる客の実に8割以上が注文するのが、看板銘菓「徳屋の本わらびもち」です。昨今のカフェで見かける一般的なわらび餅の多くは、加工澱粉やタピオカ粉を主原料としていますが、徳屋のそれは製法からして一線を画しています。

根幹を支えるのは、山深くから採取される山蕨の地下茎からわずか数パーセントしか抽出できない、きわめて高価な「希少国産本蕨粉」です。これに徳島県産の最高級「和三盆糖」を合わせ、熟練の職人が注文ごとに銅鍋で手際よく練り上げます。熱伝導率の高い鍋の中で、火加減を見極めながら一気に練り上げることで、艶やかな深みのある琥珀色と、吸い付くような強いコシが生まれます。

提供スタイルも圧巻です。漆塗りの重箱を開けると、中央に削り出されたドーム状のかち割り氷が敷き詰められ、その周囲を取り囲むように、透き通るようなわらび餅が花びらのように並べられています。箸で持ち上げると驚くほど伸び、口に運んだ瞬間に体温でほろりととろけ、和三盆糖の清雅な甘みと本蕨ならではの大地の香りが鼻腔を抜けます。

添えられているのは、香ばしく深煎りされた「極上きな粉」と、丁寧に煮詰めた自家製の「黒蜜」です。最初は何もつけずにそのままで素材本来の滋味を味わい、二口目はきな粉、三口目は黒蜜を絡めて味の変化を楽しむのが通の嗜み。器の氷が溶け出す前にいただくのが、最も滑らかな舌触りを堪能する秘訣です。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。