村下孝蔵の残したマスターピースは『初恋』だけに留まりません。1982年に発売された『ゆうこ』は、全国の有線放送から火が付きスマッシュヒットを記録。この楽曲のタイトルは、当時の妻(後に離婚)の実名から名付けられたことでも知られています。
さらに1983年8月にリリースされた『踊り子』は、「つまさき坂」「魚浅葱(うおあさぎ)の帯」といった風情ある言葉選びとフラメンコ調のリズムが融合した最高傑作の一つとして高く評価されています。現在リリースされている数々のベストアルバムでも、『初恋』『踊り子』『ゆうこ』『少女』などの名曲群はリマスター音源や高音質盤として再発売され、サブスクリプション時代においても驚異的な再生回数を維持しています。