振り返れば、彼女のキャリアは常に日本映画界のエポックメイキングな作品とともにあった。トム・クルーズと共演した『ラスト サムライ』では、静けさの中に秘めた日本の美意識を世界に示し、一躍国際派女優として脚光を浴びた。続いて主演級の活躍を見せた『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでは、昭和の温もり漂うヒューマンドラマの中で、健気で情に厚いヒロインを味わい深く演じた。
モデル時代から培われた圧倒的なスタイルと透明感。エイベックス・マネジメント時代を含め、常に時代のアイコンとして走り続けてきた。だが彼女は、成功の安住に甘んじることなく、常に自らの表現と人間としての在り方を問い続けてきた歴史がある。