鷲見玲奈が世間に与えた最大のビジュアル的インパクトといえば、2021年8月に集英社から刊行されたファースト写真集『すみにおけない』のリリースです。発売決定のアナウンスと同時に予約が殺到し、発売前重版がかかるなど、出版不況が叫ばれる芸能・グラビア出版界において異例のヒット作となりました。
写真集の舞台となった沖縄の開放的な空気の中、披露されたのは惜しみない水着姿やランジェリーカットでした。テレビ東京時代から番組関係者の間では「隠れた美貌とスタイルの持ち主」として語り草になっていましたが、フリー転身後に満を持して『週刊プレイボーイ』で表紙を飾った際の反響は凄まじく、電子版を含めて過去最高クラスの閲覧数を叩き出しました。
彼女のグラビア画像が他と一線を画していた理由は、人工的な細さではなく、豊かな曲線美とアスリートのような引き締まりが共存していた点にあります。インタビュー等で本人が「自分の体型にコンプレックスを抱いていた時期もあった」と吐露している通り、ありのままの自分を受け入れ、30代の成熟した女性としての魅力を肯定的に表現した姿勢が、写真集の圧倒的な説得力へと昇華されました。