誤って乾燥機に入れて縮んでしまった場合でも、繊維の構造を科学的に緩めることで、元のサイズ近くまで復元できる可能性があります。
【裏ワザ①】シリコン入りヘアトリートメントでウール・ニットを伸ばす
ウールのフェルト化には、ヘアトリートメントやリンスに含まれる「ジメチコン」や「アモジメチコン」などのシリコン成分が劇的な効果を発揮します。シリコンが絡み合ったウロコ組織をコーティングして滑りを良くし、繊維のほぐれを促進します。
手順:
- 洗面器にぬるま湯(30〜35℃程度)を張り、ヘアトリートメントを1〜2プッシュ(約10〜15g)しっかり溶かします。
- 縮んだニットを浸し、優しく全体に行き渡らせてから約30分間放置します。
- 軽く押し絞りして水気を切った後、バスタオルで挟んで余分な水分を取ります(すすぎは不要、または軽く1回)。
- 平らな場所に広げ、元のサイズや型紙に合わせて縦横に優しく手で引っ張りながら成形します。
- 形を整えたまま、平干しネットの上で陰干しします。
【裏ワザ②】スチームアイロンの蒸気で綿Tシャツをリセット
綿の緩和収縮には、たっぷりの水分と熱蒸気を与えながらテンションをかける方法が有効です。
手順:
- アイロン台の上にTシャツを置き、アイロンを生地から1〜2cm浮かせた状態で大量のスチームを噴射します。
- 蒸気を含んで繊維が柔らかくなった瞬間に、手で生地を上下左右に均等に引っ張って伸ばします。
- 一度に無理に引っ張らず、部分ごとにスチーム噴射と引き伸ばしを繰り返します。