ブレイクの決定打となったNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の過酷な撮影現場。当時まだ10代だった彼女がヒロインの重圧を乗り越えられた背景には、影のように寄り添い続けた伴走者の支えがあった。早朝から深夜に及ぶハードな日々でも、現場入りする前の移動車内での他愛ない雑談が、彼女にとって何よりの心のオアシスだったという。
キャリアを重ね、テレビドラマ『君が心をくれたから』で見せた過酷な運命に立ち向かう繊細な芝居。感情を極限まで削るような重厚なシーンが続く現場でも、カットがかかった瞬間に駆け寄り、温かい飲み物を手渡しながらリラックスした空気をつくる。そんな現場での阿吽の呼吸が、難役への没入と感情の切り替えを可能にしていた。