磁石につく金属は3種だけ?日常の誤解とステンレスの謎をプロが解明について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。
素材の選別や購入時の判断に直結する、代表的な金属の磁性特性と判定基準を整理しました。現場での検証データおよび工業規格を基にした一覧表です。
金属・素材名磁性分類・特性データ磁石への反応度実生活での用途・判定の目安鉄(炭素鋼・鋳鉄)強磁性体(キュリー温度:約770℃)極めて強く吸着する建築鋼材、工具、スチール缶、自動車骨格ニッケル強磁性体(キュリー温度:約358℃)強く吸着するメッキ下地、一部の海外硬貨、耐食合金コバルト強磁性体(キュリー温度:約1,115℃)非常に強く吸着する永久磁石原料、リチウム電池正極材、超合金ステンレス(SUS430系)強磁性(フェライト系結晶構造)普通〜強く吸着する厨房機器、カトラリー、洗濯機ドラムステンレス(SUS304系)本来は非磁性(オーステナイト系)無反応(※強加工部は弱吸着)高級流し台、曲げ加工ボウル、魔法瓶アルミニウム常磁性体(磁化率は極小)全く吸着しないアルミ缶、サッシ、1円硬貨、航空機部材銅・真鍮反磁性体(磁界に対して微弱に反発)全く吸着しない10円硬貨、電線管、真鍮製仏具、金管楽器金・銀・プラチナ反磁性体全く吸着しない純金インゴット、シルバージュエリー、指輪