健康メリットが多い無糖紅茶ですが、体質や飲み方によっては思わぬ体調不良を招くケースがあります。特に注意すべき2つの盲点について解説します。
第1の盲点は、無糖紅茶のカフェイン量です。一般的なペットボトル無糖紅茶500mlあたりには、およそ40mg〜60mgのカフェインが含まれています。ドリップコーヒー(100mlあたり約60mg)と比較すると半分程度ですが、水や麦茶の感覚で1日に2〜3本(1.5L以上)をがぶ飲みすると、150mg以上のカフェインを無意識に摂取することになります。夕方以降に多量摂取すると睡眠の質が低下するリスクがあるため、就寝前6時間はカフェインレス飲料に切り替えるのが賢明です。
第2の盲点は、空腹時に飲むことによる胃痛や胃もたれのリスクです。紅茶に含まれる渋み成分「タンニン」は、タンパク質と結合して粘膜を収縮させる収れん作用を持っています。胃の中に食べ物が入っていない状態で濃い無糖紅茶を飲むと、胃粘膜が強く刺激され、胃酸過多によるキリキリとした痛みや吐き気を引き起こすことがあります。胃腸がデリケートな方は、必ず食中または食後に飲むよう心がけてください。