西本誠という人物を語る上で外せないのが、あまりにも規格外な生い立ちと過去の経歴です。宮崎県で生まれ育った彼は、幼少期から複雑な家庭環境に身を置き、非行に走る少年時代を過ごしました。
少年院への収監歴は複数回に及び、暴走族の幹部として荒れた青春期を送ったことは、自らも公の場で隠すことなく公表していました。その後、上京して夜の街の飲食店経営や音楽活動を経験し、自らのステージネームである「スーパークレイジー君」を名乗るようになります。
底辺からの成り上がりを体現する特異なキャラクターは、SNS時代と合致して若年層を中心にカルト的な人気を獲得。「過去に過ちを犯した人間でも社会の役に立てる」という強烈なメッセージを掲げ、政界へと殴り込みをかけることになりました。