なぜ一部のスピーカーは、語る言葉すべてで人を引きつけるのか。その答えの多くは、著名な著述家サイモン・シネックが提唱した「ゴールデンサークル理論」にある。大半の人や企業は「何を(What)」から話し始める。しかし、人の心を動かすプレゼンターは必ず「なぜ(Why)」から語り始めるのだ。
「なぜこのテーマを語るのか」「なぜこの問題に取り組む必要があるのか」という理念や原体験(Why)をまず提示する。次に「いかに解決するか(How)」を述べ、最後に「具体的な成果物(What)」に触れる。この順番を入れ替えるだけで、発表は単なる事務報告から共感を呼ぶ感動的なストーリーへと昇華する。