ネット上の掲示板やSNSでは、彼女の進路に関して「関大の内部進学基準に届かなかったのではないか」「芸能活動の出席日数不足で系列高校に上がれなかったのではないか」といった根拠のない憶測が飛び交った時期がありました。しかし、取材データと公式な事実関係を照らし合わせると、実態は全く異なります。
2020年3月に行われた関西大学中等部の卒業式において、本田望結さんは堂々と卒業証書を受け取り、学業と競技生活を高い次元で修めたことを報告しています。当時、世界的な感染症流行に伴い式典の規模縮小が余儀なくされた中でも、恩師や友人たちへの感謝をメディアを通じて真摯に発信していました。
では、なぜ関大高等部へのエスカレーター進学を辞退し、青森山田高校への進学を選択したのでしょうか。その決定的な理由は、アスリートとしての「更なる練習時間の確保」と「全国規模のバックアップ体制」にありました。
姉の真凜さんも通った青森山田高校は、全国からトップアスリートが集う名門であり、遠征や大会出場に対する柔軟な単位認定制度と通信・補習体制が確立されています。多忙を極める芸能活動と過酷なフィギュア競技を両立させながら高校生活を完遂するため、あえて親元や慣れ親しんだ関大のレールを離れ、より自立した挑戦環境へと自ら舵を切ったのが進学の真相です。