2人の原点は、2008年放送の日本テレビ系連続ドラマ『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』にまで遡ります。当時、菊池風磨は13歳でドラマ初出演、伊藤沙莉は14歳で既に子役としてのキャリアを積んでいた時期でした。同じ教室の生徒役として過ごした撮影期間が、2人のファーストコンタクトとなります。
決定的な再会を果たしたのが、2014年放送の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『GTO』(第2シリーズ)です。明修学苑2年A組のクラスメイトとして再び顔を合わせた2人は、思春期特有の過酷な撮影現場を共に駆け抜けました。当時の現場関係者によると、演技に対してストイックに向き合う伊藤沙莉の姿勢に菊池風磨が強い刺激を受け、菊池の持ち前の明るさと気配りに伊藤が助けられる場面が多々見られたと証言されています。
10代の多感な時期に「売れない苦悩」や「表現者としての葛藤」を共有した経験こそが、一般的な共演者同士の社交辞令とは一線を画す、強固な人間関係の土台となりました。