原作者の長谷川町子氏が描いた新聞連載の日常系漫画において、波平はアニメ版よりもずっと茶目っ気があり、時にはドジを踏む多面的なキャラクターとして描かれていた。例えば、頭頂部の一本毛には並々ならぬこだわりがあり、育毛剤でのお手入れを欠かさないエピソードや、若かりし頃はダンスホールに通っていたという珍しい過去もある。
また、波平には海平という双子の兄が存在し、頭頂部の毛が2本であるという有名な違いのほか、九州に住んでいるという設定など、作品の世界観を広げるユーモラスな仕掛けが随所に散りばめられている。