「朝型人間」になれるかどうかは、単なる意思の強さではなく生体内時計のコントロールにかかっている。スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の研究データによれば、人間の体内に刻まれた概日リズム(サーカディアンリズム)は、朝の光刺激を起点として24時間周期の精密な体内時計を再設定しているという。
さらにハーバード大学医学部の睡眠医学研究チームは、入眠時と起床時の光環境が深睡眠の質および翌日の認知機能に及ぼす影響を詳細に解析した。朝の光を浴びてから約15時間後にメラトニンが分泌される仕組みを活用することで、無駄な夜更かしを防ぎ、脳のパフォーマンスを最良の状態に保つことができる。根性論で起きるのではなく、概日リズムの科学的メカニズムに従って体を整えることこそが、真の朝活用への最短ルートだ。