視覚的な美しさだけでなく、耳から入る音の美しさもこの場所の真骨頂だ。館内に配置された「セント・ラファエル礼拝堂」や「セント・ガブリエル礼拝堂」では、定期的にパイプオルガンやアンティークオルゴールの演奏が行われている。
100年以上前に作られたオルゴールの深みのある音色は、重厚な金属の響きと共に全身にじんわりと染み渡る。一方、本物のアコースティックなパイプオルガンが奏でる重低音は、石造りの壁面と天井に反響し、身体全体を震わせるほどの迫力だ。光の芸術と音の芸術が融合する瞬間、まさに日常から完全に切り離された特別な時間が完成する。