愛くるしいカピバラ食用の衝撃!南米の伝統とヴァチカン認可の謎

愛くるしいカピバラ食用の衝撃!南米の伝統とヴァチカン認可の謎

愛くるしいカピバラ食用の衝撃!南米の伝統とヴァチカン認可の謎の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

カピバラを語る上で欠かせないのが、ベネズエラ・ボリバル共和国における存在感だ。現地ではカピバラは「チグイレ(Chigüire)」という名称で呼ばれ、国の伝統料理に欠かせない食材として君臨している。とりわけ大平野地帯(リャノ)では、古くからチグイレ(Chigüire)の乾燥塩蔵肉を用いた「ピサillo(Pisillo de chigüire)」と呼ばれる郷土料理が親しまれてきた。

干し肉のように塩漬けにして乾燥させた肉を細かくほぐし、ニンニク、タマネギ、トマト、ピーマンとともに香ばしく炒め合わせる。これを米やプラタノ(調理用バナナ)に添えて食べるのが現地流だ。噛めば噛むほど凝縮された旨味が溢れ出し、地元の酒「ラム」やビールとの相性も抜群である。単なる珍味を超えた、生活に深く根差した食のソウルフードと言えるだろう。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。