都市商業施設論の観点から見ると、今回の建て替え劇は「モノを売る場所」から「時間を過ごすサードプレイス」への決定的な脱皮を意味しています。EC(ネット通販)が完全に定着した現代において、単純に商品を並べるだけの旧来型モールは存在意義を失いつつあります。消費者がリアルな施設に求めるのは、圧倒的なエンターテインメント体験、居心地の良いオープンスペース、そしてその場所でしか味わえない食体験です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
大規模な建て替え工事が進行している現在の状況を踏まえ、編集部が提示する「今訪れるべき人」と「工事完了を待つべき人」の客観的な判断基準は以下の通りです。
- 今訪れるのがおすすめな人:
- 映画鑑賞(TOHOシネマズ)や大型専門店(トイザらス、大型書店等)が目的の人
- 南館を中心とした定番アパレルやグルメをゆったりと楽しみたい人
- 移転セールやリニューアル記念フェアなど、過渡期ならではの施策をお得に利用したい人
- 40年以上の歴史を持つモールの劇的な新旧交代の瞬間に立ち会いたい都市建築ファン
- リニューアル完了まで慎重になるべき人:
- かつての北館に入居していた特定の個人店や小型専門店だけを目当てにしている人
- 施設全域を端から端まで歩き回るワンストップショッピングを期待している人
- 工事に伴う迂回ルートや仮設通路での長距離歩行に負担を感じる高齢者や体調不安のある人
現在のららぽーとTOKYO-BAYは、完全な完成形ではないものの、南館と西館だけでも一般的な中規模モールを遥かに凌駕する店舗密度を維持しています。目的の店舗が営業している館を事前に確認した上で訪れれば、今なお千葉県内屈指の魅力的なショッピング体験を享受できます。