手相学の統計や皮膚紋理学の研究データによると、片手のみにますかけ線が現れる割合はおよそ2%〜5%(20人〜50人に1人)とされています。学校の1クラスに1人いるかいないかという水準ですが、これが左右両手ともに揃う「両手ますかけ線」となると、その確率は一気に跳ね上がり、約0.1%〜0.5%(およそ1,000人から2,000人に1人)にまで激減します。
手相占いにおける基本的な見方として、左手は「生まれ持った先天的な素質や潜在意識」を示し、右手は「自らの意思や行動で切り拓いた後天的な運勢や現在の現実」を表すと解釈されます。片手だけがますかけ線である場合、内面では妥協を許さない野心を抱きつつも社会的には協調的な仮面を使い分けるといったバランス感覚が働きます。しかし、両手がますかけ線である人物は、潜在意識と顕在意識が寸分の狂いもなく直結しています。
つまり、建前とお世辞を極端に嫌い、自らの信念に嘘をつけない「純度100%の直情径行型」として生きる宿命を背負っているのです。裏表がない清々しさを持つ反面、環境や他者に迎合することが構造的に不可能なため、幼少期から集団生活の中で強烈な個性を放ち、良くも悪くも目立つ存在となります。