SNSやレシピ投稿サイトでは、「レシピ通りに放置したのに辛くて食べられない」「子どもが辛がって残してしまった」という悩みが散見されます。調査を進めると、玉ねぎ辛味が抜けない原因と対策には明確な共通項が存在していました。
最大の落とし穴は、「分厚すぎるスライス」と「重なり合った状態での放置」です。玉ねぎを2ミリ以上の厚さで切ってしまうと、内部の硫化アリルが空気中に抜けきらず、中心部に強い辛味が残留します。また、ボウルの中に山盛りのまま放置しても、空気に触れるのは表面の数切れのみとなり、下層の玉ねぎは辛味が一切抜けません。
さらに見落とされがちなのが「包丁の切れ味」です。切れ味の鈍い包丁で押しつぶすように切ると、細胞が無駄に破壊されて揮発しにくい強烈な刺激成分が大量に分泌されます。プロが教える玉ねぎ下処理の評判でも、「刃先をスッと滑らせるように極薄(1ミリ以下)でスライスすること」が、辛味を最小限に抑える前提条件として強調されています。