焼き上がりの見た目が完璧であっても、内部が生焼けであっては食中毒のリスクが生じます。特に豚肉と牛肉の合いびき肉を使用することが多いハンバーグでは、中心温度を75℃以上で1分間以上加熱することが厚生労働省の衛生ガイドラインでも強く求められています。
失敗を回避するための、最も確実な冷凍ハンバーグの生焼け見分け方は以下の3点です。
1. 竹串を通した後の肉汁の色
ハンバーグの最も厚みのある中心部に竹串を垂直に刺し、2秒置いてから引き抜きます。あふれ出てくる肉汁が完全に透き通った透明であれば中まで火が通っています。わずかでも赤色やピンク色の濁った液体が混ざっている場合は、中心温度が60℃未満にとどまっている証拠です。
2. 竹串自体の温度を唇で確認する
引き抜いた竹串の先端を下唇の下(敏感な部分)に軽く当てます。「アツっ」と感じる熱さがあれば75℃以上に達しています。「ぬるい」あるいは「冷たい」と感じたら即座に追加加熱が必要です。
3. 表面の弾力感
トングやフライ返しでハンバーグの中心を軽く押した際、生の場合はぐにゃりとした柔らかさが指先に伝わります。火が通っているものは、ゴムボールのようなしっかりとした弾力で押し返してきます。
もし切った後や判定時に生焼けだと判明した場合でも、慌てる必要はありません。以下の冷凍ハンバーグの生焼け対処法で完全にリカバリー可能です。
最も手軽なのは電子レンジを活用する方法です。耐熱皿にハンバーグを移し、ふんわりとラップをかけて500W〜600Wで30秒〜40秒ずつ様子を見ながら加熱します。高ワット数で一気に温めると急激な沸騰で肉汁が飛び散るため、弱めの出力で刻むのが肉質を損なわないプロの裏技です。フライパンがまだ手元にある場合は、大さじ1の酒または水を加えて再度蓋をし、極弱火で2分蒸し直すだけでも劇的に状態が改善します。