「越後の旬と地酒」という店名が示す通り、えびす鯛の真骨頂は新潟地酒のセレクションにある。新潟県は「淡麗辛口」という日本酒スタイルを全国に定着させた地として知られ、その蔵元数は都道府県別でも屈指の多さを誇る。えびす鯛ではこの豊富な越後地酒から厳選されたラインナップが常時揃えられており、それが他のチェーン系居酒屋との決定的な差別化要因となっている。
口コミ・SNS等の言及を分析すると、特に評判が高い銘柄の系統として以下のようなパターンが浮かび上がる。久保田(朝日酒造)・八海山(八海醸造)・〆張鶴(宮尾酒造)といったいわゆる「越後の三大銘柄」はもちろん、八千代(市島酒造)・能鷹(田中酒造店)・越の白鳥(武田酒造)など、よりローカル色の強い蔵元の地酒も積極的にラインナップに加えている点が通好みの評価を受けている。
えびす鯛が提唱する日本酒ペアリングの哲学はシンプルかつ深い。「淡麗辛口×締まった白身魚」「濃醇甘口×脂の乗った赤身魚や貝類」という基本軸を守りながら、スタッフが食材の状態に合わせてその夜の最適なペアリングを提案するスタイルが口コミで高評価を集めている。特に「スタッフの日本酒知識が豊富で、レコメンドが的確」という声は食べログのレビューに繰り返し登場するパターンだ。