浅草で人形焼を語る上で外せないのが、仲見世通りに店を構える代表的な実力店です。それぞれの特徴を知ることで、好みにぴったりの味に出会えます。
木村家人形焼本舗(元祖の風格と王道の味わい)
明治元年(1868年)創業、浅草で最も古い歴史を誇る老舗です。伝統の型(五重塔、雷様、提灯、鳩)で焼き上げられる人形焼は、しっかりとしたコシのある生地と、上質でなめらかなこし餡のバランスが絶妙です。長年受け継がれてきた直火焼きの技術が、香ばしい風味を際立たせています。
亀屋(職人の手焼きにこだわる薄皮仕立て)
実演販売のガラス越しに職人技を堪能できる名店です。亀屋の最大の特徴は、極限まで薄く仕上げられた生地とたっぷりの餡。手焼きならではの繊細な焼き上がりで、甘さ控えめの上品なこし餡が口いっぱいに広がります。餡の風味をダイレクトに味わいたい層から絶大な支持を集めています。
三鳩堂(ふんわり生地と親しみやすい人気店)
雷門近くでひときわ活気を放つ三鳩堂は、ハチミツを練り込んだふんわり柔らかなカステラ生地が魅力です。鳩の形を模した可愛らしいビジュアルと、程よい甘さのこし餡が調和しており、口コミでも「何個でも食べられる軽やかさ」と評判を集めています。