荷物を預けるタイミングとして、多くの旅行者が盲点にしているのが「改札を出る前か、出た後か」という判断です。ここに決定的な違いがあります。
まず把握すべきは、広島駅改札内コインロッカーの配置バランスです。山陽新幹線の乗り換えコンコース内には複数箇所のコインロッカーが整備されていますが、在来線の改札内コンコースには大型ロッカーが極めて少数しか設置されていません。在来線へ乗り換えて宮島口駅や呉方面へ直接向かう予定がある場合、「在来線ホーム近くで預けよう」と考えて改札をくぐってしまうと、荷物を預けられないまま途方に暮れるリスクがあります。
では、満室が続く混雑時間帯にどこを狙うべきなのか。取材によって浮かび上がった広島駅コインロッカー穴場は以下の3カ所です。
第一の穴場は、「新幹線口1階の高速バスターミナル待合所付近の通路奥」です。2階の中央改札口から直結していないため心理的な死角になっており、2階自由通路が満室表示であっても、ここには大型スーツケース対応の空きが残されている確率が極めて高いエリアです。
第二の穴場は、「ekieおみやげ館の最も奥に位置するサービスエリア脇」です。飲食街や中央通路に面したロッカーは真っ先に埋まりますが、商業施設フロアの最奥部にあるロッカーは買い物客の動線から外れており、昼前でも空きを見つけやすいポイントです。
第三の穴場は、「ミナモア地下1階から地下通路へ抜ける接続エリア」です。地下鉄が存在しない広島駅において、地下動線は主に地下道経由で市内中心部や近隣ホテルへ向かう人々が利用します。新幹線を降りた観光客の視線が集中する2階・1階と比べ、地下階のミナモアコインロッカーは混雑の立ち上がりが一段遅い傾向にあります。