以上の力学と実戦データを踏まえ、ドラゴンタイプを自身の構築に組み込むべきか否か、客観的な判断基準を提示します。対戦におけるリスクマネジメントの観点から、適性の有無は明確に分かれます。
【推奨】ドラゴンタイプを主軸に据えるべきプレイヤーの条件
- サイクルの相性補完を精密に組める人:鋼タイプやフェアリータイプと組み合わせ、相手の弱点技を交代によって無力化するプランニングができるプレイヤー。
- 相手の選出とテラスタイプを逆算できる人:相手パーティに潜むパオジアンやハバタクカミ等の天敵に対し、選出段階で裏の対策駒を準備できる実力者。
- 高種族値によるパワープレイを好む人:多少の不利対面でも、基礎ステータスの暴力と積み技(りゅうのまい等)で強引に盤面を打開したいプレイヤー。
【非推奨】ドラゴンの採用を慎重に再検討すべきプレイヤーの条件
- 相性の受け出し(交代)を考慮せず対面突破のみを目指す人:氷技やフェアリー技を被弾した際のリカバー手段を用意していない場合、あっけなく機能停止に追い込まれます。
- 選出段階での相性予測が苦手な人:4倍弱点を持つ複合ドラゴン(カイリュー、ガブリアス等)は、奇襲の氷サブウェポン一本で計算が狂うリスクを常に抱えています。
- 単体完結型の運用を求める人:現環境のドラゴンは、味方のステルスロック展開や壁サポート、鋼による引き先があって初めて100%の性能を発揮します。孤立した運用には向いていません。