弘道会の歴史を語る上で欠かせないのが、一貫して組織を牽引してきた3代にわたる最高指導者の存在です。強固な縦社会の中で、指導部の交代は組織の結束を保ちながら整然と行われてきました。
- 初代会長:司忍(現・六代目山口組組長)
弘道会の創設者。卓越した統率力で名古屋に強固な地盤を築き、2005年に六代目山口組組長へと就任しました。 - 二代目会長:高山清司(現・六代目山口組若頭)
初代の右腕として組織運営と資金力を飛躍的に向上させ、司体制の山口組において若頭として実務を取り仕切る実力者です。 - 三代目会長:竹内照明(六代目山口組若頭補佐・中部ブロック長)
二代目の信任を受け、2013年に三代目会長を継承。山口組本家でも若頭補佐などの要職を歴任し、現在の弘道会を牽引しています。
このように、歴代のトップがそのまま六代目山口組の最高幹部へと直結する人事構造こそが、弘道会が他の直系組織とは一線を画す権力を保持し続けている最大の要因です。