ネット上の情報収集において注意すべき盲点は、「放送前の事前期待値(フォロワー数やPV再生数)」と「放送後の実際の作品完成度」が必ずしも一致しないという点です。大型IPの続編であっても、中盤以降の構成の失速によって急速に話題性を失うケースは珍しくありません。
その一方で、事前の宣伝規模が控えめでありながら、第1話の圧倒的な作画クオリティや斬新な設定によって口コミで爆発的に広がるのが今期アニメダークホースの存在です。今期も、深夜枠のオリジナルアニメや中堅レーベルの小説原作作品から、話数を重ねるごとに視聴者を増やしている傑作が誕生しています。
「有名スタジオ制作だから安心」「原作が売れているから必ず面白い」という固定観念にとらわれると、真の優良作品を見落とすリスクがあります。再生ランキングの推移だけでなく、回を追うごとにレビューの平均点が上昇している作品にこそ、今期最大のサプライズが隠されています。