梅田スカイビルを語る上で欠かせないのが、世界的な建築家・原広司氏が手掛けた先駆的な構造設計です。1993年の竣工当時、地上40階建ての2棟を地上で組み立て、ワイヤーで吊り上げる「リフトアップ工法」で最上部の展望台を連結した試みは、世界の建築界を大きく驚嘆させました。
英国の有力情報誌『THE TIMES』において「世界の建築トップ20」に日本の建造物として唯一選定されて以来、海外からの評価は定着しています。巨大な吹き抜け空間を斜めに貫く空中エスカレーターは、まるでSF映画のセットに足を踏み入れたかのような浮遊感を演出し、建築デザインを目的として訪れる旅行者の感性を刺激し続けています。
ビルが位置する新梅田シティ全体には、豊かな水辺と四季折々の植栽が広がる「中自然の森」や「新・里山」が整備されており、近代的な超高層タワーと自然環境が見事に共生する都市オアシスとしても高く評価されています。