Q1:ザラメが家にありません。普通の上白糖や三温糖でも美味しく作れますか?
A1:上白糖でも十分美味しく仕上がります。その際、配合比率のグラム数は同量(砂糖80g)で問題ありません。ただし、上白糖はザラメに比べて甘みの立ち上がりが早いため、煮詰まった際に甘さがくどく感じられることがあります。三温糖を使うとザラメに近い香ばしいコクを補うことができるため、常備されている場合は三温糖の代用を推奨します。
Q2:割り下は事前に鍋で火にかけて「煮切る」工程を省いてはいけませんか?
A2:清酒や本みりんを使用する場合、事前の煮切りは省略厳禁です。アルコールが残ったままのタレを具材に注ぐと、揮発したアルコールの蒸気で肉や野菜にえぐみが移り、舌を刺激する不快な後味が残ってしまいます。時間がない場合でも、小鍋で酒とみりんを強火で1〜2分沸騰させてから醤油と砂糖を合わせる最低限の加熱を行ってください。
Q3:食べている途中で割り下が煮詰まって味が濃くなったら、水を足してもいいですか?
A3:水道水をそのまま足すのは避けてください。急激に温度が下がるだけでなく、タレ全体の旨味の骨格が崩れて水っぽくなります。最善の対処法は、昆布出汁、あるいは「酒と水を1:1で割ったもの」を少量ずつ回し入れて薄めることです。鍋の温度を落とさず、アミノ酸の密度を保ったまま濃度を適正に戻すことができます。