つくしあきひと(本名非公開、かつてクレジット等で言及のあった名義を含む)氏は、1979年5月5日生まれ、神奈川県出身です。美術系専門学校を卒業後、大手ゲームメーカーのコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)に入社。およそ10年間にわたり家庭用ゲームの開発現場で腕を磨いた経歴を持ちます。
ゲーム業界時代の代表的な実績としては、アクションゲーム『エレメンタルギミックコア』のアニメーション制作や、絵本のような温かいビジュアルでカルト的人気を博した『Elebits(エレビッツ)』、そしてアニメ化も果たした『おとぎ銃士 赤ずきん』のキャラクター原案などが挙げられます。当時の開発ドキュメントや関係者インタビューでも、つくし氏の造形センスと空間把握能力は社内でも際立っていたと伝えられています。
2010年にコナミを退社してフリーランスへ転身。当初は児童書やライトノベルの挿絵、コンセプトアートの仕事を請け負うイラストレーターとして活動していましたが、2012年に『WEBコミックガンマ』の前身媒体にて『メイドインアビス』の連載をスタートさせました。ゲームのUI(ユーザーインターフェース)や3Dモデリングを意識した「空間を破綻なく構築する力」は、アビスの断面図や遺物のギミック設定に色濃く受け継がれています。