名曲の証左として、ジャンルや世代を超越したアーティストたちによるカバーの多さが挙げられる。なかでもMr.Childrenの櫻井和寿が率いるBank Bandによるカバーは、楽曲が持つ壮大なダイナミズムを再提示し、大きな話題を呼んだ。
さらに、奥田民生、BENI、クリス・ハートなど、声質も表現手法も異なるシンガーたちがこの曲を歌い継いできた。原曲が持つ骨太な叙情詩としての強靭さがあるからこそ、誰が歌っても芯がぶれず、歌い手それぞれの感情が鮮明に浮かび上がる。単一のシンガーの持ち歌という枠組みを飛び越え、日本のポピュラーミュージックにおける共有財産へと昇華した瞬間である。