野菜の流通には、農林水産省が定める明確な出荷規格が存在する。スーパーで最も多く見かけるLサイズ規格は1玉約1.2kg前後、Mサイズ規格なら約1kgだ。つまり、普段私たちが何気なく買っているキャベツの約6分の1を切り落とせば、自然と200g前後のポーションを切り取っていることになる。
では、この200gという分量、身体に取り込むエネルギーとしてはどれほどのものなのか。文部科学省が公表する「日本食品標準成分表」の最新データをもとに算出してみよう。
生キャベツ200gあたりのエネルギーは約42〜46kcal。白米ご飯茶碗1杯(約150g・約234kcal)の5分の1以下という圧倒的な低カロリーだ。さらに気になる糖質量は約6.8〜7.4g程度にとどまる。茶碗に山盛りの野菜を食べても、血糖値を急上昇させるリスクは極めて低い。
ダイエット中や糖質制限を意識する生活者にとって、200gのキャベツは「満腹感を得ながら摂取カロリーを極限まで抑える」ための最も頼もしい防波堤となる。水分含有量が約92%を占めるため、喉の渇きを潤しつつ、しっかりとした咀嚼を促してくれる点も見逃せない。