大会の代名詞といえば、世界最大級の打ち上げ花火「正四尺玉」だ。直径約120cm、重量約460kgという巨大な玉が上空約800メートルまで打ち上がり、開花時には直径約800メートルもの大輪の花を夜空に咲かせる。2014年には「世界で最も重い打上げ花火」としてギネス世界記録に公式認定された。
製造と打ち上げを担当するのは、技術力で名高い長野県のアルプス煙火工業株式会社。これほど巨大な火薬の塊を安全かつ美しく空へ放つ技術は、まさに職人技の極致と言える。炸裂した瞬間に遅れて届く凄まじい衝撃波は、胸郭を直接叩くような物理的な振動として観客の全身を包み込む。