女性アイドルシーンにおいて「センター」の役割が多様化するなか、冨田菜々風ほど「グループの象徴」としての重責と輝きを一身に背負い続けている存在は稀有と言えます。デビュー曲『≠ME』から『まほろばアスタリスク』『ラストチャンス、ラストダンス』に至るまで、グループの音楽的アイデンティティは常に彼女の歌声を軸に構築されてきました。
ファンやメディアを惹きつけてやまないのは、楽曲の世界観へ一瞬でダイブする憑依型のパフォーマンスです。プロデューサーの指原莉乃もメディアインタビュー等で「菜々風の声には聴く人の感情を揺さぶる説得力がある」と度々言及しており、グループ結成時からその潜在能力に全幅の信頼を寄せていました。2026年現在のライブ現場においても、会場の空気を一変させるアカペラ導入部やロングトーンは、≠MEの最大のキラーコンテンツとして認知されています。