ネット上の口コミやSNS、受講者の体験談を検証すると、eラーニング講習に対する評価は概ね「移動時間が省けて効率的」「倍速再生やチャプター分けで分かりやすい」という好意的な意見が8割以上を占めています。
一方で、多くの受講者が直面する最大のハードルが実技講習の担保です。
「eラーニングで学科動画を見終わったが、社内に実技を指導できる電気工事士やベテラン担当者がおらず、実技実施証明書の発行に手間取った」(30代・製造業保全担当)という声が知恵袋やコミュニティ等で散見されます。法令上、実技教育(開閉器の操作や絶縁用保護具の着用など1時間以上)は省略できません。オンライン専業機関の場合、実技は事業所側で実施して証明書を提出する運用が標準であるため、社内に指導体制がないフリーランスや小規模事業者は、最初から実技込みの通学型講習を選択するのが確実です。
なお、難易度と合格率に関して言えば、落とすための国家試験ではなく「法令に基づく安全教育の修了」を目的としているため、講習を最後まで真面目に受講すれば合格率は実質100%です。確認テスト(理解度チェック)が設置されている講座でも、間違えた箇所は再受講・再テストが可能なシステムになっているため、身構える必要はありません。