自身の肩がどのような状態にあるのかを把握するには、骨格と姿勢の歪みを切り分けてチェックする必要があります。まず押さえておきたいのが、なで肩といかり肩の見分け方です。
鏡の前にリラックスして立ち、鎖骨のラインを確認してください。鎖骨の外側(肩側)が内側(喉元側)よりも水平、あるいは下がり気味になっている状態が「なで肩」のサインです。対して、外側が指2本分以上大きく跳ね上がっている場合は「いかり肩」に分類されます。
ここで混同しやすいのが巻き肩となで肩の違いです。巻き肩は肩関節が前内側へとねじれ込んでいる状態を指し、なで肩は肩甲帯全体が下がっている状態を指します。しかし、現代人の多くはこの2つを併発しており、肩が内側に巻き込まれることで僧帽筋上部が余計に突っ張り、なで肩の傾斜がさらに鋭角に見える悪循環に陥っています。
また、僧帽筋となで肩の骨格診断においても、華奢で鎖骨が目立ちやすい「骨格ウェーブ」タイプなどは元質なで肩になりやすい傾向がありますが、姿勢の崩れによって本来以上に肩幅が狭く見えているケースも珍しくありません。