このコースが持つ真のポテンシャルは、トッププロたちが激闘を繰り広げたトーナメントで証明されてきた。日本ゴルフツアー機構(JGTO)のツアー競技をはじめ、「マルハンカップ 太平洋シニア」の舞台としても数々のドラマを生み出してきた歴史がある。歴戦のシニアプロたちですら、六甲特有の風とグリーンの芝目を読み誤れば、あっさりとスコアを崩した。
百戦錬磨の選手たちが口を揃えるのは、チャンピオンシップコースとしての完成度の高さだ。ピンポジション一つで攻め筋が180度変化し、前日の正解が翌日の致命傷になり得る。過酷なトーナメントセッティングを経験してきたフェアウェイは、一般営業日であってもその厳しさを失っていない。プロの軌跡をなぞるラウンドは、アマチュアにとって自らの技量を計る最高の試金石である。