「男が化粧品を使うなど軟弱だ」という固定観念が根強かった時代に、このCMが与えたインパクトは計り知れない。男臭さの象徴であるブロンソンがアフターシェーブローションを豪快に肌へ叩き込む姿は、男性用化粧品という存在を一気に「格好良い大人の嗜み」へと変貌させた。
日本の化粧品産業において、未開拓だった男性向け市場が一夜にして巨大なビジネス領域へと拡大した。スキンケアやフレグランスを日常に取り入れるスタイルは、サラリーマンを中心に急速に浸透。マンダムが創り出したブームは、日本の男性たちのライフスタイルと美意識そのものを再定義する歴史的快挙となったのだ。