ドラマの原案となったのは、古川智映子によるベストセラー『小説 土佐堀川』だ。幕末の豪商・加島屋に嫁ぎ、炭鉱事業、銀行設立、生命保険事業、さらには日本初の女子大学校(現在の日本女子大学)の設立まで手がけた実在の超人女性・広岡浅子の波乱万丈な生涯を描いている。
史実の広岡浅子は、暗殺の危機や事業の困窮に直面しても決して諦めなかった。ドラマ『あさが来た』では、その力強い生き様を極上のエンターテインメントとして描き出し、女性の社会進出や教育の重要性を世に問いかけた。原案小説を手にとることで、ドラマでは描ききれなかった浅子の冷徹なビジネス感覚や、内面に秘めた葛藤をより深く解明できるだろう。